投資戦略

投資戦略

毎年企業が発行する有価証券報告書や四半期毎に発行される四半期報告書、決算短信などを詳細に分析し、企業が保有する資産や負債、過去の収益・配当状況、また企業が発表する各種リリースなどを勘案し、ベンジャミン・グレアムの理論を礎とする弊社独自の株価評価手法を用いて、現在の時価が割安である銘柄に投資をします。

企業の買収・合併、リストラ、自社株買い、増資、スピンオフ、資本の還元などの企業活動(コーポレート・イベント)が発生した際、詳細な証券分析の結果として導き出される理論的・合理的な価格に対し、市場が誤った価格を提示している場合、理論値に収斂する方向へ取引を行います。また同等の経済価値を持つ2種類以上の証券が異なる価格を示している場合、それらの価格の裁定取引を行います。

企業価値向上活動として、弊社は有価証券の持つ経済的権益のみならず、経営参加権を行使することで収益を最大化させます。投資先に対し積極的な企業改善を働きかけ、経営陣と協力し企業価値を向上させ、日本国及び世界の経済発展のために最善を尽くします。

 

投資対象

日本国内の上場株式に投資します。東証一部は外国人投資家が支配層である一方で東証二部以下ではまだ少数となっています。外国資本が及んでいない時価総額の小さい企業を中心にリサーチすることで割安株の発掘を実現します。

上場株式に投資する一方で、未上場株式にも投資します。企業を買い取り経営権を得る事で収益性と安定性を追求し、上場株式への投資とは異なる価値を提供します。

また、日本国内にとどまらず海外の株式市場にも投資します。一般的な機関投資家にはない独自の目線で市場を選定しエマージングマーケットにも積極的に参入していきます。既存の概念にとらわれず創造性を駆使して、投資家の皆様の資産価値向上のためにベストな投資対象をリサーチし提案し続けます。